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アンサンブル制度とは

 

劇団輩出システム。

現時点で、劇研の根幹を成す制度。

演劇用語で「アンサンブル」といえば脇役の集団を指すのだが、

劇研においては「劇研内で旗揚げされた劇団」という意味での用語となる。

サークル内部に新たな団体を作る......

それって意味があるのか?

そもそも劇研という繋がりは何なのだ?

その答えは、我らが拠点「アトリエ」にある。

アトリエで公演を打つこと。

それは失敗が許されるということ。

ならば大きく出るのが道理ではないか?

そのようにして実験を繰り返すうちにメンバーは固定されてくる。

そうしてできた仲間と共に世に出るとき、

その者たちは劇団と名乗るはずだ。

順番は前後するが、このような歴史を辿って形を成したのが、この制度である。

では劇研とは何か?

言うなれば、アトリエの管理人および、

特権的にそこを使用する者の集まりであろう。

 

もちろん、「アンサンブル」として形を持たなくとも

公演を企画することは可能。

むしろ、次世代においては固定化されたシステムに抗うことも

必要なのかもしれない。

この制度に乗っかりたい者、

利用したうえで変えていきたい者、

はなから興味のない者、

​思想を問わず、訪れた者は選択肢を有する。

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